MURAのおすそ分け❶
今でこそ慣れましたが、村に住み出した頃、近所の方や知り合いの人から頂く「おすそ分け」に少なからず驚きました。はじめのうちは「こんなにもらっちゃっていいんだろうか…」「何かお礼するべきなのかな…」と悩んだり😅今ではただ純粋に「嬉しい!!」と思うようになりました。
先日は、採れたばかりの新鮮なたけのこを頂きました!!
北海道で「たけのこ」と言うと、こちらのように細長いたけのこ(姫竹:ひめたけ)のことを言います。山菜よりも、たけのこを採るのは非常に大変だそうです。
下処理までしていただいたものをたくさん頂いたので、甘辛煮や炊き込みご飯にして美味しくいただきました😋🎵
赤井川観光協会
広報 中村
冷水峠(ひやみずとうげ)からの風景
赤井川村からお隣の余市町へと向かう途中に、冷水峠(ひやみずとうげ)という峠があります。この峠道は、平成24年2月に冷水トンネルが開通するまで、余市町へ行く際の主要な道路として利用されていました。現在はトンネルができたことにより、わざわざ峠を通過する車はあまりいませんが、冷水峠から見下ろす村の景色は本当に「美しい」の一言に尽きます。
峠の途中には「カルデラ展望所」があり、そこから村の中心部と、村の特徴的なカルデラ地形、さらに羊蹄山をはじめとする山々を一望することができます。何度見ても「あれ、村ってこんなにキレイだったっけ?」と毎回思ってしまうくらい、素晴らしい景色です!
しかしここ数年は、展望所の目の前に植林されたカラマツの成長により、実際に展望所から写真を撮ろうとすると、このようになります😲
ですので、景色を楽しむには展望所から左右のどちらかにずれてください。こちらは左側にずれて撮影した写真です↓
左側からは、赤井川村の市街地の様子を綺麗に見ることができます😊
こちらは右側にずれて撮影した写真です↓
右側からは北丸山という小さな山や、ニセコ連峰をくっきりと見ることができます。峠の下を走る道路がくねくねとのびて、羊蹄山へと続いていくようにも見えます✨
雪がとけてから初めて訪れた展望所は本当に静かで、ウグイスが「ホー ホケキョ」とさけずる声だけが聞こえました。
昨年から展望所前の雑木を、地域住民のボランティアや関係者の手で伐採しています。
生活するための道路としてはほとんど利用されなくなった冷水峠ですが、条件が整った日には幻想的な雲海を見ることもできる、村の代表的な眺望スポットとして、なくてはならない場所なのです😊
赤井川観光協会
広報 中村
はじめての農業がはじまった、やなぎさわ農園❸
5月1日、やなぎさわ農園では赤肉メロンの定植(苗を植えること)が行われました!
メロンの苗は全部で150本。一つの苗にだいたい4玉のメロンが生るため、約600玉のメロンを収穫予定だそうです🍈
メロンの苗を定植する前に、メロンの苗の性質や定植のやり方について丁寧に説明する明さん。それでも「よくわからない」との指摘があったため、パプリカの苗と比較して説明中。。。
収穫の時期が合えば、8月に行われる「カルデラの味覚まつり」で毎年大行列となる500円食べ放題コーナー用のメロンとして出荷予定とのこと😋楽しみです!!
7~9日の3日間ではミニトマトの定植が行われました。最終日の9日にお邪魔すると、明さんはパプリカのビニールハウス内の温度管理をしている最中でした。
パプリカの苗の生育適温は、約25~30℃。まだまだ涼しいと感じるこの時期でも、日差しが出るとハウス内の気温は一気に上昇しサウナ状態になってしまうため、苗にかけているビニールやハウス自体のビニールを開け閉めして温度を調整します。
この日の外気温は肌寒かったものの、日差しが出るとポカポカと暖かく、特にこの時期の温度管理は大変だそう💦
明さんは、10棟あるビニールハウスのうちの1つに設置されている温度計の温度を確認しながら「ずっと農業やってるおじーちゃんおばーちゃんとかは、温度計なんかなくても経験でなんとなく分かるのかもしれないけどね!」と笑顔で話す。
農業は天候や気温という予測のつかないもの、植物という生きものが相手なのだと(当然のことなのですが)あらためて感じました。
この日ですべての定植作業を終えた、やなぎさわ農園。「農家として最初の年だからこそ(ハウスの数は)ちょっと多めで頑張りたい」 と語る明さん。頑張ってほしいです!!
赤井川観光協会
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農業、電気工事、豆腐店。3足のわらじでひた走る、上田浩嗣さん
MURABITO No6
昨年の夏、国道393号沿いにオープンした「手作り豆腐 うえ」が、夏期営業を再開しました!豆腐店を切り盛りしているのは、札幌市出身の上田浩嗣さんと奥様の美穂子さん。今回は、こだわりの豆腐店を経営する上田さんをご紹介します。
【自然農法で大豆を栽培するために】
平成21年、上田さんは、以前から関心を寄せていた自然農法(作物に農薬、肥料を一切与えない農法)で大豆を栽培するため赤井川村に移住。村内の知り合いから借りた約3ヘクタール分の畑で、大豆栽培を始めた。そして、畑でとれた大豆の味の素晴らしさを生かすため、豆腐店を開業することに。
【一から始めた店の建設】
豆腐店の建設はほぼ全て、上田さん1人で行った。
伐採からはじまった1年目は基礎工事、2年目は外装工事、3年目で内装を完成させ、平成29年7月ついに開業となった。店名は、自身のニックネームである「うえ」と名付けた。
【収穫量よりもこだわりを大切に】
昨年は1種類だった寄せ豆腐が、今年は3種類になった。
まず一押しなのが「オリジナル」。こちらはトヨコマチという品種の大豆がベースとなっていて、大豆の濃厚な味わいが特徴。「白ふわ」は、トヨムスメという品種の大豆で作られていて、ねっとりとして甘みが強いのが特徴。「青ふわ」は、青シズクという品種の青大豆で作られていて、さっぱりとした味わいが特徴となっている。
自然農法で収穫できる大豆の量は、そうでないものの半分以下。昨年は思うように収穫量が上がらず、豆腐店の営業は11月4日まで予定しているが、大豆がなくなり次第終了となる。
以上、豆腐店を経営する上田さんの紹介でした!
自ら建設した厨房で、できたての豆腐を1パックずつ手作業で計量していく上田さんの姿を見ていると、「スゴイ」の一言しか出てきませんでした。"上田さんはスゴイ人だから、こんなスゴイことができるんだなぁ"と考えていた私に「(これを読んだ人が)やればできるって感じてもらいたいね!!」と話す上田さん。3足のわらじを履いていることなど全く意に介さず「今度味噌づくりもはじめるよー!」と軽快に話す上田さんは、やっぱりスゴイと思いました。
最後に、特別にできたてほやほやの豆腐を試食させていただきました!それは普段食べている豆腐を10倍以上濃くしたような味で、もはや豆腐ではなく「白いデザート」と言った方がしっくりくるくらい、甘くて濃厚でした。オリジナル、白ふわ、青ふわの3種類の味の違いは意外とハッキリ分かるので、味比べをしてお気に入りを見つけるのも楽しいかもしれません😋
6月頃大豆の種まきをするそうなので、次は畑の様子をお伝えできたらと思います🚛
赤井川観光協会
広報 中村
赤井川村🌸サクラ開花情報🎵
村の市街地から車で5分ほど小樽方面へ向かうと、右手に「みやこ公園」があり、ここには桜の木がたくさん植樹されています!
みやこ公園にはブランコなどの遊具、パークゴルフ場、テニスコート、プール(夏期のみ)などがあり、体を使って遊ぶもよし、のんびりと散歩するのにもうってつけの場所です!
今年のパークゴルフ場は、4月28日(土)から利用開始予定とのこと。ゴールデンウイークは桜を横目にパークゴルフを楽しむのも良いですね🎵
ちいさな公園ですが、都地区に住む子供たちが毎日にぎやかに遊んでいます😊
上ばかり見て歩いていると、とてもきれいな鳥が枝に止まっていました!
なんていう名前の鳥なんでしょうか。実は赤井川村は、野鳥観察場所としてひそかに人気があったりもします✨
以上、みやこ公園のサクラ開花情報でした🌸
赤井川観光協会
広報 中村