MURABITO

人口わずか1000人ちょっと。北海道赤井川村の魅力と、そこに暮らすステキなMURABITOを紹介します。

はじめての農業がはじまった、やなぎさわ農園❸

5月1日、やなぎさわ農園では赤肉メロンの定植(苗を植えること)が行われました!

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メロンの苗は全部で150本。一つの苗にだいたい4玉のメロンが生るため、約600玉のメロンを収穫予定だそうです🍈

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メロンの苗を定植する前に、メロンの苗の性質や定植のやり方について丁寧に説明する明さん。それでも「よくわからない」との指摘があったため、パプリカの苗と比較して説明中。。。

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収穫の時期が合えば、8月に行われる「カルデラの味覚まつり」で毎年大行列となる500円食べ放題コーナー用のメロンとして出荷予定とのこと😋楽しみです!!

 

7~9日の3日間ではミニトマトの定植が行われました。最終日の9日にお邪魔すると、明さんはパプリカのビニールハウス内の温度管理をしている最中でした。

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パプリカの苗の生育適温は、約25~30℃。まだまだ涼しいと感じるこの時期でも、日差しが出るとハウス内の気温は一気に上昇しサウナ状態になってしまうため、苗にかけているビニールやハウス自体のビニールを開け閉めして温度を調整します。

 

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この日の外気温は肌寒かったものの、日差しが出るとポカポカと暖かく、特にこの時期の温度管理は大変だそう💦

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1人ですべてのビニールの開け閉めをすると約2時間を要し、非常にハードな作業となる

明さんは、10棟あるビニールハウスのうちの1つに設置されている温度計の温度を確認しながら「ずっと農業やってるおじーちゃんおばーちゃんとかは、温度計なんかなくても経験でなんとなく分かるのかもしれないけどね!」と笑顔で話す。

 

農業は天候や気温という予測のつかないもの、植物という生きものが相手なのだと(当然のことなのですが)あらためて感じました。

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3棟合わせて約2000本強のミニトマトの苗

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この日ですべての定植作業を終えた、やなぎさわ農園。「農家として最初の年だからこそ(ハウスの数は)ちょっと多めで頑張りたい」 と語る明さん。頑張ってほしいです!!

 

 

赤井川観光協会

広報 中村