MURABITO

人口わずか1000人ちょっと。北海道赤井川村の魅力と、そこに暮らすステキなMURABITOを紹介します。

パウダースノーに魅せられた、山田明美さん

MURABITO No1

 

北海道江別市出身。赤井川歴22年。

道の駅副館長兼イラストレーター。

山田明美さんです😊

 

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様々な武勇伝のある山田さん。

なかなか過去の話をじっくり聞いたことがなかったのですが

山田さんがどんな人生を歩んできたか…

ほんの一部ですが、ご紹介します!!

 

【幼少期からの夢は漫画家】

物心ついた頃から、漫画を描くことが大好きだった山田さん。

 

高校、短大では漫画研究部に所属し

学校から帰宅後も夜中の1時、2時まで描き続けるくらい

とにかく漫画漬けの日々を送っていた。

 

そんな山田さんの描いた漫画がこちら ↓

 

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めちゃくちゃカッコイイです

 

 

佳作入賞経験もあり、17歳頃までは本気で漫画家になるつもりだった。

 

【道内一周旅行中、山の魅力にはまる】

ところが、そんな山田さんの漫画熱が一転する出来事が起きる。

それはある日、当時18歳の山田さんが自転車で北海道一周旅行をしていたときのこと。

 

旅の途中で出会ったおじさん達に「十勝岳に一緒に登ろう!」と誘われ

その日登頂したときの感動が、漫画への情熱を上回り

山女、山田さんが誕生する。

 

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凍った滝を登る山田さん

(ちなみに20歳のとき、自転車で約1年半かけて日本一周した経験もあるそうです。)

 

【村内唯一のスキーリゾート、キロロに就職】

20代の頃、江別市から千葉県へ移住した山田さん。

ふと、そろそろ地元に帰ろうかな、と思ったところ…

実家にあった自分の部屋がすでになくなっていた😨!!

 

実家に戻れなくなったため、寮完備の職場を探していると

赤井川村にあるスキーリゾート、キロロを発見し、就職。

 

当時は「ずっとここで働くぞ!」という気は微塵もなかった。

3ヶ月だけ働いて、お金貯めて、またフラフラしよっかなぁ😊

 くらいに考えていた。

 

でも気が付けば、キロロで17年

なぜそんなに長く??と聞くと、答えは一つ。

赤井川村の雪質に、とにかく魅せられたから」

当時は雪山に人もほとんどなく、その感動は本当に素晴らしいもの✨だった。

 

スキー板を履いて山へ登り、傾斜35度くらいから板を担いで登り、そこから滑る。

山田さんのスキー話は聞けば聞くほどカッコよく、爽快で、たくましい。 

 

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【とにかくカメ大好き】

そんなパワフルな山田さんの癒しが、自宅で飼っているカメ。

目の前にカメがいても、携帯電話で撮りためている写真に

見入ってしまうというほど、我が子のように可愛がっているカメたち。

 

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「まんきち」

 

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最近新たに仲間入りした「ちびくり」

 

 

赤井川村への想い】

そんな超アクティブな山田さんが、現在は道の駅の副館長として勤務している。

 

最後に村への想いを聞くと

まるで自分の故郷を語るかのように話してくれた。

 

「村は、もっともっと元気ある若い人たちに活躍してほしい!!

だって元気ある若い人、いっぱいいるもん!!

そのためにはまず「村の体質」を変えないといけないよね。

これから若い人が3000人くらい入ってこないと、きっと体質は変わらない。

 

村で育った子供たちはもちろん、自然が好きな人、ネット環境さえあれば

仕事できる人だっていい。もっともっとたくさんの人に赤井川へ来てほしい。

 

昔知り合いが、"こんなに海も山も近くて、札幌っていう200万人都市と

隣り合うド田舎って、日本中どこ探してもないよ"って言ってたけど

確かにその通りだと思う。

 

今村にいる子供たちが、"将来、赤井川に缶詰工場つくるんだ!"って

言い出すくらい、元気のある村じゃないとねー!

高校生になって出て行った子達が、帰ってきたいと思う村じゃないと!!」

  

と、熱く語ってくれた。

 

 

ちなみに道の駅で販売しているお菓子などの中に

山田さんがパッケージをデザインした商品がたくさんあります。

 

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 どれも可愛らしく、いい手土産になりそうです。

 

 

以上、山田明美さんの紹介でした!!

 

パワフルさと繊細さ、どちらも合わせ持っているところが

山田さんの魅力の一つ✨でしょうか。

謎めいていた山田さんのこれまでを、ほんの少し知ることができました。

 

これからも、素敵なMURABITOを少しずつ紹介していきたいと思います🎵

 

 

もう一つのブログはこちら

https://blogs.yahoo.co.jp/akaigawa2014

 

赤井川観光協会

広報 中村